当社は1961年、奈良医科大学・名誉教授 故神谷貞義によって、眼科医のために ‘点眼薬をいい品質で、安く、安定的に供給する’ことを目的として設立された会社です。

当社は創業以来今日まで、医療用医薬品を中心に主に点眼薬(液剤)の開発に注力してまいりました。この‘可溶化の技術’を利用し、今日まで‘難溶性薬物の可溶化’にチャレンジし続けています。
その結果、難溶性薬物であった‘トラニラスト’の可溶化に成功し、現在も抗アレルギー点眼薬として当社で商品名「トラメラス点眼液」として発売しております。
また、‘アズレンスルホン酸ナトリウム’の高濃度の可溶化に成功し、2002年度より「アズノールうがい液4%」名で日本新薬株式会社より発売されております。
これまでのアズレンスルホン酸ナトリウムのうがい薬には‘顆粒’か ‘錠剤’しかなく、液剤化することにより患者の皆様の使用感を格段に良くした製剤を供給することができるようになりました。

他方、眼科医療の場において『防腐剤無添加マルチドーズ点眼薬』は長年の夢として待ち望 まれていました。この夢を実現すべく『防腐剤無添加マルチドーズ点眼容器(PF 点眼容器)』(以下『PF 点眼容器』という) の開発に長年取り組み、ついに完成に至りました。
2003年この『PF 点眼容器』を使用した4品目の医薬品が国内では初めて承認となり、9月24日より新発売する運びに至りました。

この 『PF 点眼容器』を利用した『防腐剤無添加点眼薬』を生産するために、2001年秋に竣工いたしました当社「長野工場」に、今までの点眼薬製造工場とは考えを全く異にした斬新な点眼薬製造ラインを設置しました。
当工場は最新鋭のハイクリーンな工場と自負しており、他社メーカーさまからの受託生産も積極的に取り入れたいと考えています。

当社ではこれからも「液剤化に特化」し、難溶性薬物の可溶化に取り組み、さらに一層の技術向上及び開発に邁進したいと考えています。

そして、安定した品質を維持し廉価な製品を提供することにより、患者の皆様の医療費 の削減に微力ながら貢献していきたいと願っています。

代表取締役社長 上竹あゆみ